エルメスの道 (中公文庫―コミック版) 価格: 580円 レビュー評価:4.5 レビュー数:7 エルメス製品をつきあい始めたので、少し精神面を理解しようとして買った。
マンガだから読みやすくていいのだが、あまりにも表面的なプロパガンダの味が強すぎて、ちょっと食傷気味になる。ストーリーは、細部を端折った感じなので、実際醍醐味を感じるまではいかなかった。歴史であれば、もっと細部まで、失敗談やレパートリー・事業全体の発展まで描くべきだし、ケリーやバーキン等の誕生秘話等まで織り込み、ブランドの精神面にまで迫ってほしかった。薄っぺら過ぎて、なんだかきたいはずれもいいところだ。是非この5倍位の量で、再制作してほしい。
これが社員教育に使われているようなのだが、本当であ |
ひとみしり道 価格: 1,050円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 ウェブでの連載も見ていたのですが、こうしてまとめて読むとまた感慨深いです。
それに単行本用の描きおろしがかなり多くて満足でした。
すごーく小さいことなんですけど、たとえばタイトルのイラストとかも
いちいち細かいネタになっていて、べつやくさんのおかしみが詰まっていました。
個人的には「ひとみしりチャレンジ」シリーズが好きです。
ちょっと変わったものが好きな人には強烈にオススメしたい本(作家)です。 |
まんが道 (3) (中公文庫―コミック版) 価格: 720円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 まんが道/3巻は満賀道雄が高校卒業する前後の話が描かれています。
高校時代のヒロイン霧野涼子との衝撃的な結末が印象的でした。
2巻から読み進めてくると、深く心にしみ込むシーンとなっています。
ほか、東京の出版社へ思いを込めて書き上げた原稿をもっていき、その評価が
下される場面では、2人のドキドキ感が伝わってきました。 |
東山道転墜異聞 (1) (あすかコミックCL-DX) 価格: 588円 レビュー評価:4.0 レビュー数:5 コメディタッチが多く、話のテンポも良いです。 ですがその中にもホロリとくるシーンも盛り込まれており、さすが中村さんといった感じでした。 絵についてですが、現在の中村さんの絵とは異なります。でも私の場合は読んでいくうちに慣れました。
もう一つの収録作品「あかいなみだ」は、とても切なく、全体的には暗いイメージです。 でも私はこういう中村さんの作品も好きなので、楽しめました。
絵を重視せず、内容重視で買う作品だと思います。 私はオススメです。 |
武士ズム~小林よしのりVS堀辺正史~ 価格: 1,365円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 小林さんの漫画は殆ど読んでないのだが、活字体には興味を覚える。
今回の本を一言で表わすなら日本人の持っていた「死の美学」あるいは「死の哲学」であろう。
武道が実は相手を殺すだけの「道」でなく、自分の「死」をも含有するモノでありそこから武士道が導きだされて来たと感じる。西洋における騎士道やノブレスオブリージュの考えにも相似性があるのかもしれないが、そこまで小生の教養が無いのが痛い。
自分の様な日本の歴史の流れにも疎い人間は、まさに自ら歴史を学ばなければと中年過ぎて思うのである。
天皇制、靖国、明治維新、尊王攘夷という言葉は知っていてもその言葉から |
よい子への道 価格: 1,050円 レビュー評価:4.5 レビュー数:9 子ども達と腹をかかえて読みました。
なかなかこんな本はありません。
これ見て見て!!と親子三人楽しい時間を過ごしました。
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絵本への道―遊びの世界から科学の絵本へ 価格: 1,575円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 大好きだった「だるまちゃんシリーズ」や、幼稚園のころ先生に読んでもらった「かがくのえほん」の著者・かこさとしさんについて、詳しくまとめられていたのでうれしかったです。 著者の方が、福祉活動や紙しばいの造詣が深いことも、この本で知りました。また、インタビューでは創作にまつわる裏話や、教育観・人生観などが述べられていて、非常に興味深く読むことができました。 資料も豊富に掲載されており、ファン必読の一冊だと思います! |
キャプテン翼GOLDEN-23 12 (ヤングジャンプコミックス) 価格: 540円 レビュー評価:2.0 レビュー数:2 昔はキャプテン翼好きだった頃もあったし、サッカー好きだし・・・と何だかんだいってネタになるから、読んでいる今シリーズ。
ちなみに今巻は「日本五輪代表対ギリシャA代表」「僕は岬太郎」収録(というかこの2作品の方がページは多い)。
結局、12巻続いて五輪の予選突破“だけ”で半ば打ち切りのような感じで終わってしまったわけだが、一体どういった読者を狙って書いているのかというのが最後まで分からずじまい。
多少ともサッカーが好きなら、ヨーロッパのスター選手がクラブの意向で五輪に出させてもらえない、そもそもサッカーという競技自体が「五輪にいるか?」と散々言 |
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まんがサイエンス (8) (ノーラコミックスDELUXE) 価格: 820円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 まんがサイエンスシリーズは、1993年に初版が発行された第3巻で 1度ロボットが取り上げられていますが、2002年に発行された 本作品を読んでみると、その内容が大きく変化した事を感じます。 ロボットの技術が9年で大きく進歩した事の描写はもちろんですが、 3巻では、現実の世界でロボットがどう研究/利用されているかの 説明がメインであるのに対し、8巻ではロボットの存在意義/人間と どう関わっていくのかといった事が主に描かれています。 といっても説教くさい感じはなく、あさりよしとお独特のスコーン と抜けた作風が軽やかに展開されているのはいつもの通りで |
東山道転墜異聞 (2) (あすかコミックCL-DX) 価格: 588円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 小さな修理の素直さにキュンとします。
立派な次期藩主になって欲しいと思いつつも、自分を一途に求めてくれる修理を可愛く思っている平九郎。
平九郎お母さんの話は切なくなりました。
純ロマでも純情ミニマムなどで各キャラの幼い頃が出てくることがありますが
中村先生の描く子どもは、胸がギュっとします。
1,2ともに描き下ろしの話との絵のギャップがスゴイです(笑)。
続き描いて欲しいです。 |